高校時代は野球部で活動。大学の推薦入学が決まっていたので、引退した3年生の夏からニトリで働いています。アルバイト応募の理由は、体力に自信があったから。「家具などを扱っているお店だから、力仕事が多いだろう」というイメージを抱いていました。入った店舗は、男性スタッフが約4割と女性よりも少なくて、重い荷物を運ぶときなどに重宝してもらえたので間違ってはいなかったのですが、思っていた以上にお客さまに接する機会がありました。
僕の学校では野球部は花形の部活。僕はピッチャーをしていて、その中でも特に注目されやすいポジションでした。今になって振り返ると、働き始めたころはプライドが高く、自信過剰な性格だったと思います。お客さまが購入された商品のトラブルに対応する仕事で、つい失礼な態度を取ってしまい、お客さまからお叱りを受けることもありました。
周囲のスタッフは親切で、そんな時には僕に対して丁寧に注意してくれました。そのおかげで、自分の悪かったところをすぐに反省することができました。ニトリで働くことを通じて、人とのコミュニケーションの仕方など、社会に出るうえで必要なことを身に付けられたと思います。
また、同じ店舗でたまたま中学時代の先輩が働いていて、すごく優秀な人でした。僕はずっと、その先輩のように仕事ができるようになることを目指していたのですが、作業の効率性、接客、敬語の使い方……どこを取ってもかないませんでした。でも、自己成長の良い目標を持つことができ、プラスの経験になったと思います。
時給は能力給制になっているので、頑張り甲斐があります。多くても週3~4回のシフトなのですが、4年間続けて、いろいろな仕事が覚えることができたので、それなりに収入が得られるようになりました。4時間勤務という話で入社したのですが、大学が休みのときには8時間入ることもあります。柔軟に対応してもらえるので、とても助かっています。
ニトリスタッフの業務は決して楽というわけではありません。でも、「どうせバイトだから」とただこなすのではなく、ひとつひとつの作業で、自分なりに工夫するようにすれば得られるものは多いはず。自分を大きく成長させることができるので、就職活動にも有利だと思いますよ。アルバイトを通じて、社会人になるための基盤がしっかり作れる職場だから、僕のような大学生にはオススメしたいですね!