お客様ひとりひとりの“縁”を大事にしたい

※写真はイメージです。

スタッフ全員が同じゼロからのスタート スタッフ全員が同じゼロからのスタート

私は子どもたちの発想や感覚が好きで、これまで子どもと触れ合える職場を選ぶことが多かったんです。遊具スペースや縁日などを準備・運営する屋外アミューズメント企業でアルバイトしていましたし、就職先も室内遊び広場の運営・遊具販売を行う企業でした。
しかし、一身上の都合で退社したあと、一度気持ちをリセットする意味で、ほかの業種を探していました。

そんなとき、偶然にも新聞の折り込みチラシでデコホームの求人を見つけました。そう言えば、私は日頃から収納スペースを考えたり、頻繁に模様替えを行ったりしている。雑貨や日用品を扱うデコホームは、非常に興味を惹かれる分野でした。それに、オープニングスタッフの募集だったことも後押しになりました。

スタッフ全員が同じゼロからのスタートという安心感。そしてオープンに向けてお店をつくりあげていくことによって、お店に愛着が湧き、仕事を続ける楽しさにつながると思ったんです。

教育を大切にする会社姿勢が私を大きく成長させてくれたプラス要素 教育を大切にする会社姿勢が私を大きく成長させてくれたプラス要素

デコホームで働くようになって印象的だったのは、入社間もない頃に社員の方から言われた言葉です。
「5分間考えてわからなければ聞く」
もちろん、これまでの職場でもわからないことを尋ねる場面はありました。

しかし、やはり働く上で「自分で考えて動く」が前提だったので、私にとっては目から鱗でした。過去の職場では、尋ねることをためらう機会も多かった。 だからこそ「積極的に質問していいんだ!」と思えたことは、私にとって大きな出来事だったのです。

実際、わからないことを聞けば、面倒がることなく丁寧に教えてくれました。私の業務とは無関係な部分においても、社員に遠慮無く質問できる環境でした。「教育を大切にする会社」──これがデコホームに対する第一印象で、結果として私を大きく成長させてくれたと思っています。

パートストアチーフとして店舗運営を任される立場に パートストアチーフとして店舗運営を任される立場に

こうした環境で働き続けて1年半を迎える頃、「パートストアチーフになってみないか」とのお話をいただきました。

ストアチーフとは店長に次ぐ立場です。店長は複数の店舗を掛け持ちしているため、その店舗専属の社員はストアチーフだけ。主な業務は一日のパート・アルバイトのスケジュール管理です。デコホームでは「このパートはこの時間にこの作業を行う」といった具合に、各スタッフに時間別の作業が割り当てられています。

この作業割りを組むのがスケジュール管理で、ほかにも各作業内容の事前把握、売り場の動きのチェック、シフト作成など責任重大な仕事ばかり。これらストアチーフの業務を、社員に代わってパートが行うのがパートストアチーフというわけです。

当初は、そんな大役が私に務まるのかと不安でした。運営を理解していたわけではありませんし、ましてや私は一介のパートだったわけですから。そこで正直に不安な気持ちを打ち明けたところ「最初から無理して自分ひとりやる必要はないよ」と。 「わからない部分は社員に相談して、ひとつずつ不安点・疑問点を潰しながらやっていこう」と。この言葉を受けて、パートストアチーフを受けることに決めました。

半年ほどが経過した現在、社員は常勤せずに週2~3回の訪問時に、諸々の業務報告や確認を行っている状態です。基本的な運営は私が任されていて、やはり簡単な業務ではないと痛感しています。経験も浅いので、過去の判断材料が乏しく悩む場面が多いんですよ。しかし、これまで無関係だと思っていた質問の数々も、パートストアチーフになってから参考になっています。少ないながらも経験・知識から判断し、最終的に社員さんに確認して答え合わせをする……という作業の繰り返しですね。大変かと尋ねられれば、当然答えはイエスです。しかし、それだけにやりがいのある仕事だと思っています。

パート・社員の分け隔てなく大切にしてくれる会社 パート・社員の分け隔てなく大切にしてくれる会社

デコホームのパートは、単なるパートではなく「パート社員」だと思っています。その理由は、社員もパートも分け隔てなく大切にしてくれる会社だからです。
教育についてはすでに話した通りですし、ほかにもシフトの休みや有給のとりやすさは、これまでの職場以上に考慮してくれます。本来ならば当然かもしれませんが、多くの職場ではアルバイトやパートが有給を取得するのは難しいじゃないですか(註:パート・アルバイトの有給発生条件はフルタイム労働者と同じ)。また、パートと本部との距離が近いのも特徴です。
デコホームでは、年に4回、パートを対象とした研修会が本部で実施されていて、実際に本部の社員と接する機会があります。こうしたつながりを経て、ただ雇われているのではなく「自分たちも会社の力になっているんだ!」と実感できるのは、大きな魅力です。

まだまだパートストアチーフとしては未熟ですが、私もいま以上に会社の力になりたい。慣れない仕事で視野が狭くなることも多いので、一日でも早くみんなを助けられるパートストアチーフになることが当面の目標です。

はたらく人の声